DRFバッファ解説

目次へ

3. D面インターチェンジパターン(Type 1)

分類でも説明しましたが、1手以下のセットアップで全手順の76%をこのパターンに帰着させることができるため、DRFバッファ最大の長所といってもいいのがこのパターンです。
簡易DRFバッファと呼んでもよいかもしれません。
名前の通りD面をインターチェンジ面として用います。
このパターンでよく使うインサート手順をまとめたのが次の表です。

インサート 手順
RUF → DRF R U R'
LFU → DRF R U' R'
BLU → DRF R U2 R'
FRU → DRF F' U' F もしくは y L' U' L y'
BUR → DRF F' U F もしくは y L' U L y'
LUB → DRF F' U2 F もしくは y L' U2 L y'
UFR → DRF R U' R' U2 R U R' もしくは R2 U R2 U' R2

最後の2つ以外はF2Lでも使うものだと思います。
このパターンの基本的な流れは以下の通りです。

1) DRF以外の2つのステッカーのうち、1つのみをD面にセットアップする。(すでに1つD面にある場合はここはスキップ)
2) DRFに行くべきステッカーをDRFにインサート(インターチェンジ)する。
3) インターチェンジ(インサート)を行う。
4) インサート(インターチェンジ)の逆手順を行う。
5) インターチェンジ(インサート)の逆手順を行う。
6) セットアップの逆手順を行う。

これだけではわかりにくいと思うので、実際にやってみましょう。

例1)DRF>DFL>RUF

この場合、DRF以外にDFLがすでにD面にあるので1)はスキップします。
RUFはDRFに本来あるべきステッカーなので、表の一番上の手順を使ってRUFをDRFにインサートします。(R U R')
次にDFLをDRFに1手で移動させるため、「D」をします。(インターチェンジ)
次にインサートの逆手順「R U' R'」をします。
最後にインターチェンジの逆手順「D'」をします。

手順:R U R' D R U' R' D' ([R U R', D])


例2)DRF>LFU>DLB

今回もDRF以外にDLBがすでにD面にあるので1)はスキップします。
そして、今度はインターチェンジが先です。
DLBはDRFに行くべきなので、「D2」をします。
次にLFUをDFRに移動させるために、表の2番目の手順を使ってインサートをします。(R U' R')
次にインターチェンジの逆手順「D2」をします。
最後にインサートの逆手順「R U R'」をします。

手順:D2 R U' R' D2 R U R' ([D2, R U' R'])


例3)DRF>RBU>RUF

DRF以外にD面にステッカーがないので、B'をしてRBUをD面のDBRにもっていきます。(セットアップ)
RUFはDRFに行くべきなので、「R U R'」をします。
次にDBR(今はRBUのステッカーがあります)をDFRに移動させるために、「D'」をします。
次にインサートの逆手順「R U' R'」、インターチェンジの逆手順「D」をします。
最後にセットアップの逆手順「B」をします。

手順:B' R U R' D' R U' R' D B ([B': R U R', D'])


今までは簡単のためにインサートは必ずDRFにしていましたが、DRFにインサートしなければならないという決まりはありません。
例えばDRF>DLB>LUBの場合、DRFにインサートをすると、手順は[F' U2 F, D2]もしくは[y: L' U2 L, D2]となり、少し回しにくいです。
しかし、LUBをDLBにインサートをすれば持ち替えなどをせずに回すことができます。
考え方は次の通りです。
まず、DRFはDLBの位置にあるべきなので、D2をします。
次に、LUBをDLBにインサートをするために、「L U L'」をします。(この手順もF2Lで使うことがあると思います)
そしてインターチェンジの逆手順「D2」、インサートの逆手順「L U' L'」をします。
最終的な手順は[D2, L U L']となります。
このように、DRF以外の場所にもインサートをできるようになると、手順の幅がぐっと広がります。


例4)DRF>RBU>FUL

DRF以外にD面にステッカーがないので、RBUかFLUをD面に移動させる必要があるのですが、どちらも1手で移動させることができます。
RBUをB'でD面に移動させた場合、手順は[B': D', R' U2 R] となります。
FULをLでD面に移動させた場合、手順は[L: F U2 F', D']もしくは[L y': R U2 R', D']となります。



例4のように、2種類以上の手順が考えられることも多々ありますので、試行錯誤をして自分に合う手順を見つけてみましょう。


例5)DRF>DFL>UFR

今回はDRF以外にDFLがすでにD面にあるので1)はスキップします。
そしてUFRをDRFにインサートしたいので、表の一番下の手順(R U' R' U2 R U R')をします。
次にDFLをDFRに移動させるために、「D」をします。
もう一度「R U' R' U2 R U R'」をします。
最後に「D'」をして完成です。

手順:R U' R' U2 R U R' D R U' R' U2 R U R' D' ([R U' R' U2 R U R', D])


ここでぜひ覚えていただきたいことが1つあります。



今回のUFRとDRFのように並んだ2つのステッカーが対面同士の関係にある場合




または



左図のように並んだ2つのステッカーが互い違いの関係にある場合




上記のような関係にある場合、3手ではインサートできないと覚えておいてください。必ず5手以上かかります。
これは今後も役立つと思うのでぜひ覚えておいてください。

発展
例6)DRF>LUB>FLD

このパターンはDRF以外にD面にステッカーがないので、セットアップが必要ですが、LでFLDをD面に持っていくことができます。
この際に、今までの例とは異なりLUBも同時に動いてしまうため最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば普通に処理できるようになります。
Lでセットアップをすると、DRF>LFU>DLBになるため、手順は「L: D2, R U' R'」となります。


目次へ

Twitter